中野区 新宿区 足立区 荒川区 杉並区 板橋区 江戸川区 大田区 葛飾区 江東区 品川区 渋谷区 世田谷区 台東区 中央区 千代田区 墨田区 豊島区 練馬区 文京区 港区 目黒区 北区 西東京市 三鷹市 調布市 武蔵野市 全域
和光市、新座市、朝霞市、戸田市、蕨市、川口市
横浜市 川崎市 全域
▲TOPに戻る
一般的な入退室システムのひとつに「カード認証」があります。カード認証とは、専用の認証カードに入退室ができる権限を付与し、カードを保持している全員が入退室できる認証システムです。カード認証はカードリーダーにカード鍵をかざすだけで入退出ができ、電車の改札などでもお馴染みの動作(カード認証)であるため、使い方がわかり易く、だれでも簡単に使える認証システムです。また、カード認証時は非接触により解錠・施錠が可能であるため、昨今の感染症対策などの衛生面においても効果が期待できます。カード認証のカード鍵は薄く軽い形状のため、財布やポケットに収納ができ手軽に持ち運びができ収納・携帯性に優れています。また、首から下げるストラップなどに社員証と合わせてカード認証のカード鍵を携帯することもできます。しかしながら、カード認証システムは、カード認証鍵の携帯性が優れているが故に、紛失や盗難リスクを有しており、それらは情報漏洩などの危機につながる脆弱性を有しています。カード認証のカード鍵を紛失したり、盗難に合ってしまった場合、万が一部外者の手に渡り権限の無い者が入退出をするなど、悪用される可能性があります。企業などの重要情報の情報漏洩・その他損失の発生にまで至る可能性があります。カード認証システムの場合、セキュリティレベルを維持するための重要な要素として、権限のある個人1人ひとりが厳重な管理をする事が重要なファクターとなります。企業であれば、多くのスタッフ1人ひとりに対して、カード認証鍵の管理を徹底することが大変重要である反面、スタッフの人数に比例して、上記のリスクを抱える事となり、情報漏洩などの対策に対しては、脆弱性を有していると言わざるを得ません。言い換えると、カード認証システムは、個人との信頼関係でのみ成立している認証システムであるということです。カード認証の具体的なセキュリティ脆弱性・情報漏洩が発生するシーンとして、紛失・盗難の他に、意図的に部外者への貸し出しや、休日・カード忘れによる社員同士での貸し借りなどがあげられます。それらは、個人レベルでの判断により容易に実行できてしまいまい、最悪の場合、情報漏洩などが発生し多大な損失を被ることとなり、さらに原因となった個人を特定することは、カード認証の特性上、困難である場合が多くあります。カード認証のカード鍵さえ持っていれば、本人以外の部外者が施設に入退室してもカード認証システムでの検出・発見は、ほぼ不可能だからです。またカード認証の脆弱性として、「共連れ」があげられます。入退室権限を持った人物と同行者が一緒に入室(共連れ)しても、カード認証システムは検出・エラーが起こることはありません。このカード認証の共連れによる部外者の入退室は、企業や個人レベルでのセキュリティ認識の甘さなどが原因として発生することが多く、情報漏洩の発生に繋がる可能性があり、セキュリティ的な脆弱性のひとつであると言わざるを得ません。ほかにも、カード認証におけるデメリットとして、カード認証時に必要な物理カード鍵は、折れ曲がりなどの破損や、ICチップの磁気不良、経年劣化による破損など、不意なトラブルなどにより利用できなくなる場合があり、カード認証による入退出ができず、業務等に支障がでる可能性があります。その為、破損や経年劣化などのトラブルを想定すると、カード認証システムの導入に際しては、定期的なカード認証鍵の再発行を行う必要があり、それらの業務負担・追加費用も発生します。カード認証システムの導入に際しては、初期の導入コストがかかるといえるでしょう。カード認証システムについては、携帯性・使いやすさが優れている反面、セキュリティレベルの維持や脆弱性のリスク排除については、カード認証システムの権限を有している個人ごとに依存しており、カードの貸し借り、盗難などによる不正侵入や情報漏洩対策としては、万全ではない入退出システムとなります。昨今、情報漏洩などを防ぐ入退出システムとしては、生体認証を使用したシステムが推奨されており、個人により異なる身体的特徴を使用した認証システムです。カード認証システムのリスクである、認証鍵の貸し借りや盗難、破損ならびに、共連れなどを抑制するシステム設計・認証方法であるため、情報漏洩の対策に効果が期待できます。
指紋認証システムの「KJ-3500」は、0.1秒から0.3秒の世界最速の認証速度と体調や設置環境に左右されない高水準な照合精度を持ち合わせています。ひとりにつき5本以上の指紋登録ができ、万が一指を怪我して認証ができない場合でも別の登録した複数の指で認証が可能ということです。認証精度が高いため、登録した指を認証に斜めにおいてしまっても問題なく認証ができます。指の表皮より奥にある真皮まで認証ができるため、指紋認証の弱点でもある水濡れや肌荒れによる乾燥した指も確実に認証ができます。入退室管理システムと連携できる勤怠管理が搭載されているため、作業効率も図れます。指紋認証はカード認証や暗証番号認証とは異なり、個人の指紋を用いた認証のため、情報漏洩につながる要素・脆弱性が低いのです。